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zoom RSS 意味をもたせたい<子どものおこづかい>

<<   作成日時 : 2016/07/10 18:24   >>

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お子さんがいる家庭では、おこづかいをどうするかというのも悩みの種ですね。子どものおこづかいに意味をもたせて、大人に成長した時にしっかりとしたお金に対する意識を身につけるにはどうしたら良いでしょうか?

■子どものおこづかい事情
金融広報中央委員会がまとめた「子どものくらしとお金に関する調査(2015年)」によると、おこづかい関するデータは次のとおりでした。

<小学生のおこづかいの金額> 
※月額制でもっとも回答の多い金額帯

・小学生(低学年) 500〜700円(22.6%)、次に多いのは100〜200円(16.5%)
・小学生(中学年) 500〜700円(25.8%)、次に多いのは1,000〜1,500円(18.9%)
・小学生(高学年) 500〜700円(37.9%)、次に多いのは1,000〜1,500円(29.5%)

小学生の場合で、月額制にしておこづかいを渡しているケースと、時々必要に応じて渡しているケースをみると次のとおりです。

・小学生(低学年) 月額制13.4%、時々渡す57.3%
・小学生(中学年) 月額制32.1%、時々渡す47.8%
・小学生(高学年) 月額制45.0%、時々渡す38.3%

画像
低学年の間は、子どものお金の使い方をみながら必要に応じておこづかいを渡す傾向が強く、中学年になるとその比率は半々になってきます。高学年では半数弱が月額制になり、子ども自身がお金の管理や使い方を考えるような形になっているようです。

中学生・高校生の最も多かった回答は次のとおりです。

・中学生1,000〜2,000円(32.0%)、次に多いのは2,000〜3,000円(20.5%)
・高校生5,000〜7,000円(38.8%)、次に多いのは3,000〜4,000円(19.1%)

小学生から高校生までの上記のおこづかい水準は、あくまで調査による回答の平均的なものですので、その水準に合わせる必要もありませんし、家庭それぞれの方針に沿ったものにすることが大切です。その方針のテーマはいろいろありますが、メインにしたいのは「子どもの自立」です。

多くの家庭のライフプランなどの相談にのってきた中で、家計や親から子どもへの想いに触れてきましたので、その経験から「自立」をテーマにしたおこづかいの活かし方を次のページでご紹介します。

■おこづかいを子どもの「自立」のために活かすには

皆さんも経験があると思いますが、「おこづかい」は多感な子ども時代における、お金に対する意識やお金の意味、ありがたさを感じるという点において、とても大切な役割をもちます。

今回の調査によると中学生で74.2%、高校生で82.7%が<おこづかいをもらうのに前提条件もない>という結果が出ています。

ただ単に子どもが望むがままにお金を与えるということは避けたいところです。子ども側からみるとおこづかいを親からもらうことが、「権利」のように感じてしまう場合もあるからです。

かわいい子どもたちが正しくお金のことを理解して、将来も間違ったお金との関わり合いを持つことがないように育て、有意義な使い方や蓄え方の意識が持てるように成長させるためにも、親としても大切な人生教育となる「おこづかい」を渡すことに意味を持たせ、さらに、その後のお金の使い方も見守ってあげたいですね。

●おこづかいの渡し方のスタイルは大きく分けて3つ

それぞれのおこづかいの意味を考えながら、子どもがいろいろなことを身につけられるように、親としても子どもとお金との関わりや考え方の変化や成長を観察したり、アドバイスをしていけるとなお良いです。

<月額制>
毎月決まったおこづかいをあげます。子ども自身がどのような優先順位をつけてお金を配分していくことで、やりくりすることの大切さや、欲しいものを手に入れるために貯めていくこと、ガマンすることを身につけていきます。

最初は子どもだけではできないことも多く、失敗も繰り返します。そんな時にアドバイスをしてあげるとお金の収支のバランスや管理能力、計画性も高まっていきます。

私たち大人でもやりくりの上手な人は、子どもの頃に決まったおこづかいの中で、やりくりを身につけてその大切さを身をもって経験したことが生かされていることも多いです。

<交渉制>
定期的におこづかいをあげるのではなく、必要に応じて子どもが親におこづかいを求める形です。その都度、子どもはお金が必要な理由を親に伝える交渉をします。

最初はただ○○が欲しいから、買いたいからという本能的な欲求を表現するところから始まりますが、きちんと対応して親子の会話を積み重ねていくことで、子どもの交渉能力も上がります。また、交渉をする前に本当に必要な物かどうかも考えるようになります。

大人で理論的に物事を考えることができる人や、考え方をきちんと相手に伝える能力が高い人は、その理由を尋ねてみると、子どもの頃にこのような経験を多くしてきた方が多いです。

<サービスとの交換制>

家事などのお手伝いをしたらおこづかいをあげるというやり方です。お金は人の役に立つことで得られるということを、子どもの頃から身につけられます。お金はモノやサービスとの交換券という機能もあるということを教えることができます。

より良いモノを提供したり、いいサービスを相手に提供することで、人の役に立つことができ報酬につながる。より報酬を増やしたかったら、さらに相手に喜んでもらえることや役に立つことをしていけばいいという、仕事や商売・経済の基本を学んでいきます。

お勤めの方や経営をしている人で、本当にいい仕事しているなぁ〜と思う人に聞いてみると、やはり子どもの頃から親にそう教えられて育ってきたという人が多いです。

この3つのスタイルは子どもの成長などの過程を見ながら、変えていっても良いですね。おこづかいを単にねだるだけの子どもや、お金を考えることなく欲しいものを手に入れるためにポンポンと使う子どももいます。

そのような子どもが悪いのではなく、私たち大人が子どもに大切なことを教えていないことが理由かもしれません。社会や学校や家庭において、子どもが将来大人になったら、きちんとした金銭感覚や計画性、働くことの尊さを身につけて自立できるように、育てていく責任が私たち大人にはあります。



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