政策金利の引き下げに動く各国

米中の貿易戦争の影響などによる、経済への悪影響を和らげることや景気のてこ入れを念頭に、今年の6月以降に世界各国が政策金利の引き下げを一斉に行っています。 <各国の金利引き下げ状況> ・オーストラリア   6月に1.50%から0.25%引き下げて1.25%に(2年9ヵ月ぶりの引き下げ) ・インド 6月に6.00%から0.25%引き下げて5.75%に(金融政策決定…

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共通KPIってなに?

共通KPIという耳慣れない言葉を聞いたことがありますか? 一言でいえば、投資信託を販売している金融機関ごとの成績(投資信託のリターン等)をまとめたものです。 「KPI」はKey Performance Indicatorの略で、日本語に訳すと「重要業績評価指標」になります。 お客様もしくは投資家の立場から見ると、どの金融機関が優秀な投資信託を扱い、お客様にとってどのような実績が出て…

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セカンドライフが変化する

昨年から今年にかけて、国の政策的な定年延長や公的年金の加入期間の延長や、年金給付開始年齢の繰り下げ可能期間を70歳以降にもできるようにと、平均寿命の延びも相まって私たちのセカンドライフを取り巻く環境や制度が変化の兆しを鮮明にしています。 定年退職年齢はまだ60歳定年の企業も多いですが、2013年施行された「希望者全員の65歳までの雇用を義務化」とする高年齢者雇用安定法により、65歳以上を定…

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家計の消費増税対策はだいじょうぶですか?

2019年10月に消費税率が現行の8%から10%に引き上げられます。 1989年に3%の消費税がスタートし、1997年に5%に引き上げ、2014年に8%に、そして2015年10月と2017年4月に予定されていた増税を延期し、この10月についに10%になります。 消費税を2%増税することで、税収は約5.6兆円増加される見込みで、その近い道は下記のとおりになります。 <約5.6兆円> …

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日欧EPA 世界最大級の自由経済圏が誕生

2018年は米中貿易戦争が良好な世界経済の足かせとなり、特に株式などの金融相場の重いフタになりましたが、保護主義・自国第一主義を打ち出す米国以外の国では、着々と自由経済圏・自由貿易のスキームを構築してきました。 昨年の12月30日にTPP11(太平洋を取り囲む11ヶ国による環太平洋経済連携協定)が発効し、続いて先日の2月1日に世界最大級の自由経済圏となる<日欧EPA>(日本とEU諸国の経済…

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TPP11が12月発効、世界経済への影響

今年の12月30日にTPP11(太平洋を取り囲む11ヶ国による環太平洋経済連携協定)が発効することとなりました。巨大な自由貿易圏(世界の国内総生産の13%)が動き出します。今後も、新たにタイやイギリス、コロンビアなど数ヶ国が参加に対して手を挙げており、その規模は拡大を続ける見込みです。 TPPはこれまでにない高度な貿易ルールで構築されていますが、その中でも貿易面における関税の引き下げに参加…

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日本に急接近の中国と経済的恩恵は?

近年、関係が冷え切っていた感のある日本と中国が、10月に行われた日中首脳会談で一転して急接近となりました。会談では安倍首相が日中関係について「競争から協調へ」「パートナーであり、互いに脅威とならない」「自由で公正な貿易体制の発展」を提唱しました。 注目されるのは、その際に開催された「日中第三国市場協力フォーラム」で日中の民間企業において、第三国における約50件のインフラ投資プロジェ…

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不動産市場で囁かれる2020年問題って?

近年、2020年の東京オリンピックを転機に、首都圏を中心とした不動産価格が下落に進むのではという声が聞こえるようになりました。 一方で、現在の国内不動産市況は特に昨年11月以降に上昇に転じ、堅調に推移しています。 東京都内のオフィス空室率は低水準の2.57%で、賃料は前年と比べると6.59%上昇しており、外国人の観光客の目覚ましい増加でホテル需要も上向きが続いています。 J-REI…

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ヨットで太平洋横断 手ぶらで大丈夫!?

もし広島港からアメリカ西海岸のサンフランシスコに向けてヨットでの横断に チャレンジする人が、食べ物と水以外に何も準備していないとしたら、 皆さんはどのように思うでしょうか? 私は無謀だからやめておいた方が良いと思います。 もしかしたら同じことをしている人が身近にいるかもしれません。 太平洋横断ではありませんが、皆さんご自身の「人生」や「ライフプラン」についてです。 航路に…

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お金の使い方の意識が変化

今年の1月にクラウドポート社が、20代から60代以降の男女600人に実施したアンケートで、 「2018年は2017年に比べて、どのようなお金の使い方をしたいか?」という問いかけに、85%の人が2017年とは違うお金の使い方をしたいと回答していました。その内容は順位で並べると次のとおりです。 1位 55.3% なるべく節約をする 2位 35.0% 貯蓄をする 3位 26.3% …

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運用利回り年率3.39%

3.39%。 唐突な数字ですが、もし毎年財産が3.39%ずつ複利で増やせたら、 100万円が1年後に1,033,900円、10年後には1,395,680円、20年後 には1,947,920円にお金を増やす力になります。10年で約1.4倍、 20年で約1.95倍は大きいですね。 この利回りは実は皆さんが支払っている公的年金の一部が蓄えら れて、厚生労働省の管理のもとで年金積立金管理…

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アメリカの保護主義の進化とTPP

3月22日にトランプ政権は、鉄鋼とアルミニウムにそれぞれ25%と10%の関税を課する貿易制裁を決定しました。 アメリカの貿易赤字を生み出す最たる国である中国を念頭においた措置ですが、一部の国を除いた世界各国に適用されることとなり、日本もその対象となります。 (対象外となる国はカナダ・メキシコ・EU諸国・オーストラリア・アルゼンチン・ブラジル・韓国。韓国には数量制限か課されることも検討…

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荒れた株価相場と世界経済の関係を読み解く

今月は2月2日に発表された米国の雇用統計を契機に米国を発信源とした、大幅な株価の下落がありました。 もととなった米国の雇用統計は就業者数、失業率ともに市場の予測を上回る良好な数字だったにもかかわらず、株価が下落したのは、好景気を背景にアメリカの金利引き上げのスピードが加速するのではという予測と、年末から加速していた株高に過熱感を感じた人が多かったという面があるようです。 さらにアルゴ…

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2018年 経済大国第1位のアメリカの経済が変わる!?

昨年の世界経済は、日本を含めた先進国と新興国ともに実態経済や株価も概ね順調に推移した一年でした。株価では日本は26年ぶりの高値をつけ、アメリカ・ドイツ・イギリスやブラジルをはじめとした新興国も過去最高値を軒並み更新しました。今年以降も各国の経済成長や株価の上昇は続くのでしょうか? 2018年の世界経済を俯瞰すると、2019年からスタートしようとしているTPP11(日本を筆頭とした11ヶ国に…

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65歳以上世帯の貯蓄額 理想と現実 その準備

金融広報中央委員会が2016年に実施したアンケートによると、「老後のために準備しておければ良いと考える金額」は下記のとおりでした。 <20歳代~50歳代までの理想と現実> ・平均 2,016万円(理想) → 実際に準備しているお金 1,078万円(現実) ・20歳代 1,746万円 → 準備しているお金 184万円 ・30歳代 2,155万円 → 準備しているお金 3…

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世界競争力ランキングで日本は何位?

世界経済フォーラム(WEF)が9月26日、各国の国際競争力ランキングである「Global Competitiveness Report 2017-2018(2017-2018 世界競争力レポート)」を発表しました。 このランキングは、生産性を決定する要素12中項目、100以上の小項目を評価したもので、気になるランキングは次のとおりでした。 <WEF世界競争力ランキング> ( …

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男女ともに平均寿命が過去最高!

この7月に厚生労働省から前年である2016年の日本人の平均寿命が発表されました。 女性・男性ともに平均寿命の長さは世界2位(1位は男女ともに香港)となりました。そして平均寿命は過去最高を更新しました。 男性は80.98歳で昨年より0.23歳、女性は87.14歳となり昨年より0.15歳延びました。約70年前の昭和22年の平均寿命は、女性53.96歳・男性50.06歳だったので、約30…

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夏休み! 子どもとお金の勉強をしよう

この夏休みは親子で旅行やキャンプなどを計画されている家庭も多いかと思います。 子どもにとって思い出深い夏にしたいですね。 一方で、〈学ぶ〉ことでの成長も期待したいところです。 親子で楽しみながらお金や経済のことを学べる施設やサイトをを紹介します。 【お金について学べる施設】 ・日本銀行  重要文化財となっている本館と新館が見学できます。  昔の金庫の巨大な分厚い扉や…

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世界の有力企業ランキング 日本企業は!?

2017年5月に世界有数の経済誌のフォーブス社が、毎年恒例の 有力企業2000社ランキングを発表しました。 ランキングされている企業から世界の構図が見えてきます。 早速、ベスト10を見てみると次のとおりです。 1位:中国工商銀行/中国/銀行 (1514億ドル、420億ドル、3兆4732億ドル、2298億ドル)  ※数字は左から、売上高、利益、資産、時価総額 2位:中国建…

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今は戦後3位の景気回復期!?

今は確かに戦後3位の景気回復期です。とは言ってもそれは回復期間の長さの話です。景気の強さなどではありません。なかなか実感として感じとりにくいかもしれませんが、それでも今が景気回復の途中にあるのは事実のようです。 2012年12月からの「アベノミクス景気」が5月で54ヶ月目となり、1990年前後のバブル景気を抜いて戦後3番目の長さになったとのことです。 戦後最長は2002年1月からの「…

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