金融リテラシーと投資行動の密接な関係

今年の3月に金融広報中央委員会が2016年に続いて、全国25,000人に対して2回目の金融リテラシー調査を実施し、その結果を7月に発表しました。その調査データの中から顕著に浮き上がる、金融リテラシーと投資行動の関係について、その一部をご紹介します。
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まず「株式や投資信託・外貨預金などに投資したことがありますか?」という質問に対する回答を見てみましょう。

・いずれにも投資した経験がない 58.7%
・上記のうち1,2商品に投資  30.0%
・3つ全てに投資  11.3%

過半数の方が投資経験がないという結果でした。

次に「10万円を投資すると、半々の確率で2万円の値上がり益か、1万円の値下がり損のいずれかが発生するとします。あなたならどうしますか?」という質問については下記の回答結果になりました。

・投資しない 77.3%
・投資する 22.7%

全体では約8割の方に損失回避傾向が出ています。

実はこの調査は、金融知識などによるテストの回答の高かった、いわゆる金融リテラシーが高い方たちでは「投資しない63.7%」「投資する36.3%」と、損失回避傾向が弱くなり投資する人の割合が高くなっています。

逆に金融リテラシーの低い方たちでは「投資しない89.6%」「投資する10.4%」と、投資する人の割合が大きく下がります。

この設例は、50%の確率で2割の利益または1割の損失のいずれかが発生するので、平均すると期待できる収益率はプラス5%となります。このように計算できた人は投資をすることを選択しています。

この他にも資産形成全般やリスク・リターン・分散効果などに関するテストにおいて、投資をしている人の方が69.3%と正答率が高く、投資をしていない人の正答率47.5%を大きく上回ります。

また、これまでに何らかの形で「金銭教育を受けたことがある」と答えている人ほど、正答率も上がります。同時に、望ましい金融商品選択や投資行動をする傾向が際立っています。

やはり金融リテラシーの向上や、その意識を持つことは大切ですね。

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